子供が怖がる2階をどうにかしたいお父さん

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まだまだ寒い、足元からの「冷え」に震えまくるノムサンです（汗）

少し心温まる話です

・・・・私は小さい頃からお父さんと2人暮らしでした、

なので一人の留守番や、夜寝るときに１人で寝室に行くのが怖かったのを覚えています。

中学生の試験勉強中も出来たらリビングでしたかったぐらいでした。

・・・・・・

先日工事をさせていただいたお客様も同じように、

娘様が２階に行きたがらないということでした。理由は怖いからです。

2階は4室もありますがほぼ収納としてしか機能していませんでした。

でも昼間は明るく、温かいのです。

・・・・もったいない・・・・

「1階だけで暮らしたい、収納をすべて2階にしてしまえば可能でしょ？」

・・そうですね・・・でも・・・もったいない・・・

思い切って吹き抜けにする案を提案しました、１部屋減ってしまいますが部屋は余っていますから！

提案したパースがこちら

木造なので柱や梁が残りますが、空間は一体化します！

階段横の窓の向こうは娘様のお部屋です。

２階に上がった場所に勉強机を置ける空間を設けました。

デスクから1階にいるお父さんの気配を感じることができ「怖くない」はず！

お客様はこの吹き抜け案を気に入ってくださり、工事が始まりました。

大好きな白を基調とした家に仕上がりました。

写真で見るとこんな感じです

２階にいても、人の気配を感じられる・・・そんな不思議な「おうち」ができました。

引っ越して、娘様の反応はどうだったのか・・・

工事中も打ち合わせも会えないまま進めてきたのでとても心配でした。

でも、娘様からお手紙をもらいました。

かわいいお手紙です、ドキドキしながら読みました

感謝の言葉と、最後に

「もう怖くないです、ありがとうございました☆」

とありました。泣きそうでした。泣きたいぐらいうれしかったです。

できあがった「おうち」に満足してくれて、「恐怖」を取り除けた！

「おうち」だって娘様に怖がられたくないだろうから（笑）

きっと喜んでくれている。

私も怖かった自分の家の電気の付いていない部屋・・・

いつからか怖くなくなるのは

成人して、友達と夜中まで遊んで、てこっそり帰ってきた・・・・

そんな時は暗い家で「ほっ」とするようになったものでした。